井戸掘り記録(その3)

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 せっかく水が出たのですから、一度汲んでみたいと思います。

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 ペットボトルを穴底に突き込む棒も作りまして…

 

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 汲み上げてみると、こんなでした。

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 1リットルボトルで10本分を汲み上げました。
 穴底の水位の回復を計測すると、75分後にほぼ元の水位に戻りました。
 

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 汲み置いて2日後の水です。
 泥が沈殿して、だいぶ澄んだように見えます。

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 長柄スコップで掘った細穴を広げるには?穴広げ器1号、2号は能力不足です。
 掘りかつ引き上げる機能としては、やはり「らせん」が必要ではないか。強度的には金属製である必要も。
 そこで市販のらせん式穴掘り器を購入し、中間をねじソケット付きの長柄で延長することにしました。
 穴広げ器3号です。

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 穴広げ器3号で掘削再開です。

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 期待どおり土を掻きだしてきます。
 穴広げ器3号は径10cmなので、回転させて引き上げれば必要な径の穴が開いたことになります。

 

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 しかし新しい問題も。長柄の上端に金属製のハンドルがついたためトップヘビーになり、壁に立て掛けたときに大きくしなってしまうのです。
 この対策として2階ベランダに設けた「受け」を太いものに作り直しました。
 また、壁にゴンゴン当たるので、塩ビ板で養生して受け流すようにもしました。

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 穴広げ器3号の軸には大きなトルクがかかります。そのため長柄のねじソケットが噛み込み過ぎて、外す際に割れてしまいました。

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 ねじソケットが割れてしまった個所は、金具入りのめねじソケットで作り直すはめになりました。
 しかしこれでも、噛み込み過ぎの心配が消えたわけではありません。
 それに金具入りのソケットは値段が高いのです。

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