井戸掘り記録(その8)

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 久しぶりに井戸のカバーを開けました。

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 ポンプヘッド内のローターが錆び付いて回らなくなっています。
 うちのポンプは古いタイプなので、しばらく回さずにいると錆び付いてしまいます。

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 前ブタを開けて、中を見ます。モーター側にある回転部がローターです。薄茶色の部分が錆びて前ブタと干渉しています。
 ちょっと乱暴ですが、このまま前ブタを閉めて(ボルトは締め付けずに)、モーターを回転させて磨り合わせしちゃいます。
 ローターは濡らしてやりました。少しずつボルトを締めこんでいき、締め付け完了でもモーターが回転していればOK。(…てことに)

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 モーターが回るようになりましたので、作業を進めます。

 注ぎ口から「呼び水」を入れます。
 溢れるくらいまで、たっぷり入れてやりました。

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 さあポンプ運転です。
 「おや、あれっ?どうかな?」という間があって、蛇口からドバッドバッと水が噴出しました。

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 最初のうち出ていたのがこんな色つき水です。

 

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 しばらく流しっぱなしにしておきます。

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 右が流しっぱなしで10分後の水です。

 左が流しっぱなしで1時間40分後の水です。
 これでも少し黄色っぽいようです。(でもまあ、建て直し前の旧井戸でもこんなものでした)

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 井戸枠および配管の回りをブロックで囲って保護してやります。

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 上は平ブロックでフタをします。
 左下にブロックが張り出していますが、その下には配水管があります。
 平ブロックの回りは土で埋め戻す予定です。

 

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 「自分で井戸を掘ろう」と思い立ってから4か月もかかってしまいましたが、ついに蛇口から水が出るようになりました!

 (おしまい)


 

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