戊辰白河口戦争記 学習ノート

 『戊辰白河口戦争記』は、福島県白河町の教育者・歴史研究者であった佐久間律堂が、戊辰戦争における白河口の戦いに関して地元民の証言等を収集・編纂して昭和16年に刊行した書です。軍人等によって記述された多くの戊辰戦史とは異なり、生活の場を戦地とされた地元民の立場・視点からの戦争記録としてユニークな存在です。東軍対西軍とか、勝者・敗者という図式にとらわれず、戊辰戦争の諸相を知るよすがとしてお勧めしたいと思います。

 ここには、私が『戊辰白河口戦争記(復刻)』(戊辰白河口戦争記復刻刊行会)を読み下し、「訳」を作成する過程でできた成果物を集めました。
理解を深めるために、地図等の画像イメージや地名・人名一覧を新たな付録としました。

2018年6月15日(戊辰戦争150周年) 冨田悦哉


『戊辰白河口戦争記(復刻)』表紙

 

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