大気汚染測定結果

 


1.測定日時

2001130日(木)午後6時 〜12月1日(金)午後6時

2.測定日天気

第1日:夜晴れ(北東の風平均風速3.0m/s)

第2日:晴一時薄曇(北北西の風平均風速2.2m/s)

3.測定方法

小型カプセルを用いた簡易測定法による二酸化窒素(NO2)測定

4.測定数

カプセル配布数 222

回収数     181

有効回収数   178(有効回収率80%)

5.参加者

139名(カプセル設置または準備作業に参加)。施設 のべ91個所

6.測定全体   [表1][表2][図1][地図1]

 

測定数  178

平均値  4ppb(地上計 4ppb

最大値  73ppb 、k12 (大橋2−19−1 愛隣会)

最小値  16ppb 、生31 (南1−21−18)

7.経年変化   [表3〜4][図3〜4]

 

@目黒の全測定点、A東京2kmメッシュ測定について

8.保育園・学校等   [表2][図2]

 

(1) 保育園

(2) 学童保育クラブ・児童館

(3) 小学校

(4) 中学校

 

 

◆集計の詳細はインターネットでも公開しています

http://www25.big.or.jp/~tomi/air/meguro/


《測定結果についての所見》

 

1.概観 

今回の測定平均値は、12月測定としては1999年に次いで低い値となりました。近年の6月測定と比較しても低レベルとなっています。ここ数年内では昨年と並んで低めの値となりました。測定平均値の漸減傾向が今後も続き60〜40ppb の基準ゾーンを下回るようになっていくのか、注目していきたいと思います。

あいかわらず幹線道路沿いはその他の場所に比べて汚染が際立っており、平均値は60ppb 弱で推移しています。

平均値は40ppb (地上計)。現基準ゾーンを超えている(60ppb を超える)地点は地上測定点のうちの6.3%でした。旧基準(20ppb 以下)をクリアした測定点は1か所のみでした。

 

2.保育園・学校等 

今回測定を実施した施設はほとんど現基準ゾーン以下の値でした。しかし子供たちの成育環境としては、より一層の改善が望まれます。

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


《測定活動全体の状況》

 

@ 2006年6月測定から目黒実行委員会事務局が冨田一人の体制となってしまいました。

A 2006年6月測定から、測定参加団体の目黒区職員労働組合の学校支部も測定活動に参加することになりました。従来の警備員支部の測定と並行されることになります。

B 東京連絡会を通じて測定運動参加団体に向け測定データの電子化・共有化を呼びかけています。

C 「自動車メーカーの責任を認め、東京全域の大気汚染被害者を救済する判決を求める署名」に賛同しています。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


◆大気汚染測定結果はインターネットでも公開しています

http://www25.big.or.jp/~tomi/air/meguro/